「情報」は武器そのもの

「コラムニスト」という肩書きをいただいているのに、なかなか文章を書かなくなり、こうやって自分のスペースでリハビリしようと決意してから2日目。連続更新記録を作っていきたいと思っています(何日つづくのか?!)。

 

昨日から、実はイライラしています。イライラすると、イライラした対象の人に、ネチネチしてしまうB型、さそり座の38歳がここにいます。なんというんでしょう。仕事をする上で進捗がないときというのは、「やらないから、できない」という実は何も起ってませんという状態と、「やったけど、できない」という挑戦した結果、失敗しましたという場合と、ふた通りあると思うんですね。

ぼくとしては、断然、後者のほうが好ましいわけです。割れて砕けて避けて散るかも、とか言いながら、実朝的悲劇を見せてくれるのであれば、それもまたビジネス上の、一つのドラマツルギーだと思うんです。もちろん、指示した相手が、仕事をやりきる能力も、時間的余裕も申し分ないと思って発注しているんですけれども、なかなか後者のように挑戦するところまで至ってくれません。

 

こうした状況を回避するためには、以下の4つが必要だと思うんですね。これはN高の職業体験に随行してくれた九州大学の学生に研修した内容の一部です。ぼくも、実際に仕事をしていく上で心がけていることなので、共有するために記して置こうと思います。

 

(1)反応する→反射神経を早くする

とにかく、何か仕事上の情報がくる、発注がある、相談がある、なにか先方からアクションがあったときは、即座にリアクションする、ということです。ぼくがよく送る文面は、「メッセージを拝見いたしました。取り急ぎ反応まで」というものです。もちろん、了解しました、とか、かしこまりました、とか、承知しましたと即答するケースも多々あるんですが、あまり精査せずに軽々しく言うと後で大変なことになりそうな依頼については、ほぼこの文面です。時間をください、精査します、と先方にお願いをすることが重要です。

この「反応」がないと、見たのか、見てないのかがわからない。最近はFBのメッセージやLINEを使うこともあるんですが、既読スルーされることも多々あります(ちなみに、取引先ではなくスタッフに)。不安に思って電話しても、電話にも出ず、折り返しもない。もう信頼できなくなってきますね、こうなると。

 

(2)信頼を築く

一方で、取引先、というかひとくくりに「大人」とやり取りするときは、逆に、「既読」が着いただけで「ああ、見てもらえた」と安心して待っていられる方が多いです。既読を付けてもスルーしていないと信頼関係が築けているからですね。スタッフもスルーしているわけではないと思うのですが、反応もなければリアクションもないと、これはスルーしているのと同じです。

結局、信頼を築くための「反応」をどうすればいいかというと、分からないことを「分からない」と、即座に相手に伝えることです。「すみません、何を言ってるのか理解できません」、「やることはわかっているのですが、やり方がわかりません」と、SOSを出す。案外、皆さんプライドが高いのか、SOSとかヘルプを周りに出しませんね。そして「既読スルー」の状態が続き、すみません、結局やれてませんでした、みたいなことが発覚してイライラすることになります。さそり座です。B型です。ついでに巳年です。

とにかく反応を。情報を出す、ということが重要なのです。

 

(3)予告することの重要性

「報告、連絡、相談」を総称して、「ホウレンソウ」というのですけれども、「情報共有しましょう」というと、「報告」しかしない人がとっても多いです。なぜ、こんなことをクドクドと言っているかというと、ビジネスは生き物だからです。生き物には、すべからくこの世に生まれてくる「誕生期」と、ぐんぐん伸びる「成長期」、マックスに達して萎んでいく「衰退期」、そしてお陀仏になる「死期」の四つがあります。ありとあらゆる生き物がそうであるように、ビジネスもまた「生老病死」という四苦から逃れることはできないのであります。

したがって、ビジネスという生き物を扱う場合には、やはり旬の時期を捉えて扱いたい。最低でも熟した頃までには収穫したい。つい先だってもあったのですが、「死期」の宣告をされても、こちらは静かに見守ることしかできないのです。できれば、「いまが旬です」、「これから旬です」と、取り返しのつく時期にコンタクトが欲しい。そして、その「旬」は、実はまだ事業に取り組む前だったりすることもあるわけですね。予告。来週の予告を。番宣をお願いいたします。見ますから。上げますから、視聴率。

 

(4)何もない平坦な道を歩いているときにこそ報告を

それでも「どのタイミングでホウレンソウしていいか分かんない」という方は、結局、「密に連絡をとる」ということが必要になっています。まっすぐな道を行く。何の障害もない道を行っているときも、「いま、平坦な道をこうやって歩いています」とコンタクトする。いきなり「崖にぶち当たりました、どうしましょう?」と言われても、こちらは状況もよく分かんないんですね。なんで、もうちょっと早く言ってくれなかったの?となる前に、何もなくても連絡する。

これはビジネスだけに関わることではなくて、彼氏・彼女の関係、夫婦の関係、親子の関係、友人関係、すべてに言えることだと思いますよ。「あいつ、最近、連絡してこないけど、何してんだ」って状況は、あなたを頼りにしている人にとっては、意外とストレスになるものです。B型じゃなくても。さそり座じゃなくても。

 

ぼくのカタルシスは以上なんですけれども、結局、タイトルにございますように「情報は最大の武器」なんですね。情報とは何かというと、結局、人なんですよね。人が情報を持っていますから。情報が一番、金になる。仕事をする、もっとストレートに言うと金を稼ぐためには、情報を持っている人としっかりネットワークしていくことですね。人を大事にするってことは、金儲けに直結するわけです。

澁澤栄一が言ったように、右手に論語、左手に算盤を持ってマーケットという戦場に出て行くことを推奨いたします。

(了)

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