こんにちは。
いちご味のかき氷が好きな山本です。
すっかり夏ですね。
青空にかざした手、隙間から顔を出す夏雲。日差しが照りつける空の下で、一番熱い夏が始まりそうな予感がします。
お陽様に導かれて遠くまで散歩しようか…そんな風に思わせてくれる一方で、非常に悩ましくもあるこの季節。というのも、僕は将来家を建てたら庭に大型のチョコレートファウンテンを設営したいくらい無類のチョコレート好きなのですが、最近はチョコを持ち歩いていると、食べるときに溶けたチョコで手がベトベトになってしまうのです。
「持ち歩かずに家で食え」というツッコミは無視することにしますが、そんな僕の悩みを解決してくれるであろう素晴らしい商品を見つけました。それがコチラ。
BAKEは、森永製菓株式会社が販売するチョコレート菓子です。どうやらこの商品、表面を焼いたチョコレートでコーティングすることで、「手で触っても溶けないチョコ」を実現しているようです。
これで一件落着、僕の手はベチョベチョにならずに済みますね。快適なチョコレートライフは守られることでしょう。
…でも、ちょっと待ってください。
いくら手のひらから伝わる熱では溶けないといえ、所詮はチョコレート菓子。流石にこの猛暑ではドロドロに溶けてしまうのではないでしょうか。
僕の中に沸き上がった疑念は日増しに大きくなり、ブログのネタにするくらいには成長しました。今感じることに素直でいたい、いつだって真実を求めていたい。溶けないチョコはどんな状況でも溶けないのか、気になりませんか?気になりますよね。
そんなことどうでも良いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それでもTryです。Let me try。
【検証】
「溶けないチョコ」BAKEは真夏の炎天下でも溶けないのか?
この日の最高気温は35°C。暑いです。悩みなんてふっ飛んじゃうようなまぶしさです。
この暑さでは溶けてドロドロになっても不思議ではありません。案外、まばたきしたら過ぎる瞬間溶けているかもしれませんね。とにかくしばらく放置してみることにしましょう。
〜3時間後〜
…ありえない!! what!?
そこには風に煽られて地面に落ち、蟻が群がる無残なBAKEがありました。声にならない想いが空に溶けてゆきます。
オーナーに逸材だ逸材だと言われて調子に乗るもいつか失落するであろう僕の姿とオーバーラップし、冷めた気持ちがさらにクールダウン。目にしみる汗が心まで染みました。チョコレート色に日焼けした肌がやけに切ないです。
(What is the meaning of life?)と自分に問いかけたくなりましたが、気持ちをchAngEして再challengeします。失敗しちゃったってドンマイ、振り返らずに歩いていかなくちゃ…。
チョコレートをサランラップで包むことにより、蟻の魔の手から逃れることが可能に。さらに、比較対象としてM社のミルクチョコレートを用意(左:BAKE、右:M社ミルクチョコ)。
磐石の布陣を敷いたところで検証再開です。何度でもtry again、大丈夫大丈夫きっとうまくいくはずです。
〜3時間後〜
BAKE全く溶けません。一方、あたたかいやわらかな光を浴びたM社のチョコは溶けてくばかり。
これはまさにミラクルですね。
【検証結果】
他社製品がドロドロになる炎天下でもBAKEは溶けない
しかしながらこのチョコレート、一体何度まで温めたら溶けるのでしょうか、気になりますね。やはりこれは見逃せないでしょ?
あまりにも気になったので販売元の森永製菓株式会社に問い合わせてみたところ、「高温になってもBAKEは溶けません」と、かなり強気な回答をいただくことができました。
畜生め、このままでは引き下がれません。まぶしいほど青い空の真下でBAKEをドロドロに溶かし尽くすまで検証を続けたいと思います。奇跡だって起こせるって信じたいですね。
いまいち腑に落ちない結果ではありましたが、CMキャラクターのmiwaがとにかく可愛いので良しとしましょう。
それではさようなら。
※検証に使用したチョコレートは、飢餓に苦しむ蟻さんたちに寄付したもの以外は山本が美味しくいただきました。