昨日のTAOは、カウンターに大学生がズラリ。
帰福していたオーナー林田さんも一緒に座って、『獺祭』をあけながら大学生達に歴史の話をされていました。
歴史が不得意な私でも林田さんの話はおもしろくて一緒に聞いていると、司馬遼太郎の【思想】と【酒】の話に。
日本酒はカビ(麹菌)でできていて、このカビがデンプン質と結びつき、醸造・発酵して酒になり、そこに火と熱を加え蒸留するとより良い酒になってそれに人は酔う。
思想もそうだ、と。
飲んでいたお酒が獺祭だっただけに、この言葉がより深く感じられました。
いろいろお話しをされている中で一番私が心に残ったのがこの話題だったのですが、ちょっとうろ覚えだったので【司馬遼太郎】で検索をかけていたら、
「私生活の面では中村玉緒のファンで、そのお辞儀の美しさに見とれたという。」
なんて書いてあったものだから、ますます興味が湧きました。(そこ?笑)
気にはなっているものの、なかなか手を出さない司馬遼太郎の本、今度読んでみることにします。
〜追記〜
カウンターで一緒に話を聞いていた大学生の加藤くん、
12月2日より3ヶ月間、TAOスタッフ加入です。
よろしくお願いいたします!!
店長。