こんばんは。
最近Amazonプライム会員に(契約解除をし忘れて)なってしまいました。
そしたら映画をちゃんと見たくなって、プロジェクターを買ってしまいました。
プロジェクターを買ったら、スピーカーもほしくなって、もう全部揃えちゃいました。
散財やけど、もう幸せすぎて…… 素敵な夜を過ごしています。
で、
この前、宮崎駿の「風立ちぬ」を見たんですよ。今更ですが。
いやー、ジブリ作品ってこんなに深かったっけって思いました。
ジブリ作品は何か伝えたいメッセージがあることで有名ですが、「風立ちぬ」の真のメッセージって何かなって考えてました。今回はそのことについて書きたいと思います。古い作品なので
「風立ちぬ」 2013年公開
監督:宮崎駿
〈あらすじ〉
かつて、日本で戦争があった。
大正から昭和へ、1920年代の日本は、不景気と貧乏、病気、そして大震災と、まことに生きるのに辛い時代だった。
そして、日本は戦争へ突入していった。当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか?
イタリアのかぷろーにへの時空を超えた尊敬と友情、のちに神話と化した零戦の誕生、薄幸の少女菜穂子との出会いと別れ。
この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く—。
堀越二郎と堀辰雄に敬意をこめて。
(http://kazetachinu.jp/story.htmlより引用)
〈感じたこと〉
vol.1で「芸術とは人間を表現したもの」と書きましたが、この映画はまさに芸術表現ですね。宮崎駿という人間が表現されていると思います。
・人間の分かりづらさ
この作品は正直1回で理解するのは難しいです。時系列は整理されていないし、「夢」の描写の意味が理解できない。ドイツ人のセリフ、「風が吹く、タバコを吸う。」の意味とかも分からない。
でもそれでもいいんじゃないか。人間を完全に理解するって不可能だということを伝えたいのかもしれない。って感じました。
・「創造的な人生の持ち時間は10年だ。設計家も芸術家も同じだ。君の10年を力を尽くして生きなさい。」
カプローニ(夢で出てくるイタリア人の)が語っていたセリフです。この意味。
実は宮崎駿、最初に「ナウシカ」を作ってから「風立ちぬ」を完成させるまで、ちょうど10年かかったらしいです。今回、この映画で伝えたいことってこれなんじゃないかなと。
自分のセンスを磨く時間は10年しかないのか、と、なんか痛烈に感じました。
僕は自分の持ち時間を使いきれるだろうか?頑張って生きよう。
TAOスタッフ
井上聡太