こんばんは。開発部長の冨樫です。
私は今、失意を経て、孤独な決意の中にいます。
私はこの春から大学2年生になります。
私の大学では、2年生以上の学生が英語の講義を履修するためには、新学期が始まる前にインターネットから履修登録をする必要があります。ほかの講義の登録は新学期が始まってからでよいのですが、英語だけは先立って登録しなければならないのです。
わたくし、このことをすっかり失念しておりました。
今日はtaoに大学の友達が来てくれました。私は1月に部活をやめ、2月に春休みが始まってからは長らく帰省していたので、大学の友人と話すのは久しぶりでした。
そこで、何気なく履修登録の話になったのです。
「青絲ちゃん、だれ先生の英語取った?」
「え、そんなの新学期にならないと分からないでしょ?」
数秒固まる友人。察する私。慌てる私。励ます友人。
急いで大学からのメールをさかのぼって調べると、確かに、英語履修登録のお知らせ。1次募集はとっくに終わり、2次募集の締め切りはなんと「昨日」。3次募集が残っていたのが不幸中の幸いでしたが、おのれの管理能力のなさに落ち込んでしまいました。
どうして気づかなかったのだろう。反省し次なるミスを防ぐという建前で、(何か自分の外に原因を見つけて安心したいという本音で、)この失敗のきっかけについて思いを巡らせました。
そしてふと、こんなことを思ってしまいました。「部活をやめていなかったら、こんなミスしなかったかも。」
きっと春休み中に大学の友達と顔を合わせる機会があれば、この履修登録の話題に触れる機会があったでしょう。実際、最後のチャンスである3次募集も逃すという大失態を免れたのはきょう会った友達のおかげでした。例えばあのとき部をやめないで、春休みも部活に参加していれば、きっと部員たちと英語の先生の評判などについて雑談したりしたんだ…
一人で生きるとはこういうことか!私は心で叫びました。
部活をやめようか迷っていた時、友達が減ってしまうのではないかということがひとつの懸念材料でした。でも、部の外でも友達はいくらでも作れるし、そんなことで切れてしまう友情ならばその程度のものなのだ、とドライに考えて退部を決めました。
そんなドライなスタンスだったにもかかわらず、「大学のことは周りの人と同じように動けばどうにかなるだろう」という他人への甘えを捨てられていなかったのです。
私は、場所や他人にとらわれず、ふわふわと動き続ける旅人のように生きたいと思っています。そのためには、自分で自分を支える覚悟が必要なのです。
私はあまちゃんでした。ひとりでしっかりと反省して、強い旅人になりたいと思います。
ps. とはいったって、一人で生きるなんて無理ですよ。これからも、オトボケ冨樫を宜しくお願いいたします。
そして、教えてくれた友達!本当にありがとう!