こんばんは。スタッフの冨樫です。
小さい頃から、女の子ってなんか苦手でした。
小学生の時にうっかり女子バスケ部に入ってしまい、半年で辞めました。
卓球部とか将棋オセロクラブとか、男子の多い集団の方が居心地良く過ごせました。
女の子特有の「グループ」とか、私のクラスにはないと思ってたんですけど、考えてみれば私がどこにも属してないだけだったのかも。
じゃあ女の子のどこが嫌いか、と言われると困ります。
女の子と女の子らしい付き合いをした経験があまりにも少ないため、何が嫌かもわかりません。
そんな私に、転機が!
去年から、女子しかいないサークルに所属しはじめました。
齢21にして、初めて女子社会に足を踏み入れることとなったのです!
別に、ネチネチしたいじめとか、お局から新人への洗礼とか、そんなネット漫画の広告みたいな世界ではありませんでしたが。
でもやっぱり、ああこれが女子かあ。と思うことはありました。
まず、陰口。
「悪口は言うやん?女子やけん。」
これは同じサークルの子の言葉です。
あ、「女子」と「悪口」って順接なんだ!と、聞いた時とても感動しました。
イメージしていたのと違ったのは、意外と合理的だということです。
年齢のせいもあるとは思いますが、「キモイ」とか「なんか嫌い」という非合理的な悪口は聞きません。
「ああいう態度ってサークルにとって良くないよね」とか、「こういう考えって間違ってると思うんだよね」とか、ちゃんと言う理由のある悪口を言います(その理由の論理がきちんと成り立っているかは別として)。
でも、絶っっっっ対に本人に言いません。
合理的な言葉が「意見」ではなく「陰口」になってしまう所以はここにあります。
本人といる時は、何も無かったかのように普通に話します。別の人の悪口を言ったりして。
最初は戸惑いましたが、これが女の子のコミュニケーションなんだと分かったらあまり気にならなくなりました。
男の子がケンカでコミュニケーションをとるように、女の子は陰口でコミュニケーションを取るのですね(ジェンダーバイアス)。
全ての陰口をまともに受け止めていると、辻褄が合わなくなってくるので、どの陰口も60%くらいで聞くようにしています。
私は、仲いい子が嫌いって言ってた子のことを嫌いになりがちという人格的欠陥を抱えているので、なかなか上手くバランスを取れません。
……という、他の部員には言えない、サークルについての陰口でした!